行動する勇気を
- naganolabtcue
- 2023年2月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年8月26日
先日、大宮門街(再開発ビル)のレイボックホールにお邪魔しました。ホール階のある7階から、大宮区役所跡地(元・大宮市役所)の現場が見れまして、今度はどのような開発に着手するのかな、と思いを巡らせました。大宮は、高校時代に毎日のように訪れては、散策(という理屈をこねてたむろして)していた思い出の地でもあります。
このところ、再開発事業関係のお問い合わせが増えていまして、現場の様子、準備組合(管理組合)と行政側双方の主張の調整役など、事業を経験したことがある身として、そして再開発により生み出される空間創出と利活用を研究している身としては、何かのお役に立てれば、という思いで、ご相談に対応しております。難しい案件ばかりですが、私が介在することで解決できる事案はいくつもあります。私のチカラなど大したことはありませんが、触媒として活用していただけると、お役に立てる場合がたくさんあるように思います。その代わり、皆さんには勇気をもって行動していただくことになりますが。
さて、自分のキャリアプロセスも含めて、この数十年を振り返ってみますと、私の人生はまさしく自らの「行動」が起点となって動いたな、と改めて。
若いころは、他者からの「視線」、あるいはその時の「常識」を問われ、「失敗したら恥ずかしい」「何か言われるんじゃないか」「友達を失うのではないか」「仲間からハブられるんじゃないか」「こんなことを始めたり決断したら、自分は変な目でみられるのではないか」「自分だけ間違いを犯しているのではないか」、、、
このような「恐れ・不安」を抱きがちです。年齢を重ねても、もしかしたらそうかもしれませんね。自分事としての不安や恐れなどは、生き抜く上で慎重な姿勢として重要と考えます。しかし、他者からの視線などは、無視して良いものです。誰が何を思うかなど、他者の気持ちや考えを気にして、自分の人生の行動を起こさないのは、大変もったいない行為だと思います。
失敗や間違いは、誰もが経験するものですし、その数が多ければ多いほど、実は成長するし強くなるし、なにより成功に近づくことができると、私は思っています。実際に、私も多くの失敗と間違いを犯し、たくさん嘲笑されましたし、多くの人に迷惑をかけましたし、大事な人を傷つけてしまったこともあります。でも、失敗や間違いは、はたしていけないことなのでしょうか?前述したとおり、誰もが通る道ですし、ということは、失敗や間違いを恐れて、ビビッて行動を起こさないと、いつまでも成長しないし、強くもならないのではないでしょうか。
誰もが最初から強いわけでも、成功者でもありません。失敗を恐れず勇気を振り絞って挑戦した人だけが、実は機会を得る、チャンスという扉を開くことができる、そのように思います。
逆に、他者のチャレンジや失敗を笑っているだけの臆病者は、成長することも新しい自分との出会いも、訪れることはなく、機会を自ら放棄しているだけです。そのような臆病者に使う時間など、あなたにはありませんよ。
まずは、勇気を出して行動を起こしてみましょう。なりたい自分になるのに、遅すぎるという事はありません。行動しながら考え、工夫してみる、失敗してみる、やり直してみる。この繰り返しが、あなたの「経験」として能力に変わります。
行動して、準備をした人には、必ず機会がやってきます。その日のために、行動して失敗して、その経験を持って準備をしましょう。
若い皆さん、あなたにとって他人軸で生きることほど、時間を無駄にしてしまうことはありません。誰に何を言われようとも、自分の人生なのですから、自分の意志と考えに従って行動してみてください。行動しない人に、機会も幸運も訪れません。あなたが行動して得た成果も苦労も、ほかに代え難い「経験」となります。
Take courage and act.(勇気を持って行動を)


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